ウェブサイトのSEO対策で、メタタイトルとメタディスクリプションの編集はとても重要な要素です。これら2つがどのような役割を持ち、どうすれば最大限にSEO効果を発揮できるかを説明していきます。
まず、メタタイトルとメタディスクリプションはメタデータと呼ばれる、ウェブページに記載されるソースコードの1つです。
ソースコードにある情報は、ウェブサイト上で見ることはできませんが、検索エンジンのボットがクロールすることができます。しかし、他の記事で説明した通り、メタタイトルもメタディスクリプションも検索エンジンの検索結果を表示するページでは見ることができます。青い文字がメタタイトルで、その下に表示されている黒字がメタディスクリプションに当たります。
またメタタイトルはブラウザのタブにも表示されます。
メタタイトルとメタディスクリプションがどういったものかお分かりいただいたところで、メタデータの最適化を行うときに何を注意すればいいかを挙げていきます。
長さ(文字数): ウェブサイトのメタタイトルは30字前後を目安に、メタディスクリプションは120字〜150字を目安にしてください。この文字数はあくまで目安になります。メタタイトルとメタディスクリプションは文字数ではなく、実際の長さ(ピクセル数)で検索結果に表示される文字数が決まります。またメタディスクリプションは、メタディスクリプションとして設定した説明文ではなく、ウェブサイト内のコンテンツから引用されたものが表示される場合がありますが、これは検索エンジンの判断によるものなので調整することはできません。そして検索結果に表示される情報の長さは変化しますが、文字数が多すぎると検索エンジンが全ての文字数を表示してくれず、せっかく書いた文が誰にも読んでもらえないというもったいない状況になりえます。
キーワード: トップページのメタタイトルとメタディスクリプションには、ビジネスの概要を説明するようなキーワードを3つ盛り込んでください。3つのキーワードは似通ったものではなく、なるべくビジネスを異なる側面から説明するものをそれぞれ選んでください。例えば、「家具」「寝室 家具」「ベッドルーム 家具」というキーワードを選ぶのではなく、「寝室 家具」「ベッド」「ドレッサー」を選びましょう。また少し限定するような言い回しをしましょう。「寝室のもの」と検索する人もいるかもしれませんが、それではウェブサイトのタイトルとしてへ見栄えが悪くなってしまいます。
所在地: 所在地に関しては、地域に根ざして活動しているときに限りメタデータに使用してください。市町村名や県名を使用すれば、その地域でサービス/製品の提供を受けたい見込み客が自社サイトを見つけやすくなります。
読みやすさ: メタタイトルとメタディスクリプションは、検索結果で最初にインターネットユーザーがウェブサイトについて触れる情報です。どちらも簡潔でわかりやすく、人々がウェブサイトを思わずクリックさせるような魅力が必要です。キャッチーで、一目で内容がわかる明解な文にし、人々をウェブサイトに促しましょう。時間を要しますし、頭を使わなければいけない作業ではありますが、確実にやる価値があります。例えどんなサイトより素晴らしいコンテンツで、誰もが提供できないような製品を販売していてもメタタイトルがわかりづらければ、誰もサイトまでたどり着くことはありません。
各ウェブページに独自のメタデータが必要です。ページごとに割り当てたキーワードをメタデータに使用してください。そうすることで、トップページだけではなく、他のウェブサイトも各キーワードで検索された際に検索結果に表示されるようになります。
専門家からのヒント: 検索結果がどのように表示されるかプレビューを確認できるツールはたくさんありますので、自社サイトの検索結果がどのように見えるか見たいときにご活用ください。またこのツールを使えば、自動的に文字数をカウントしてくれますので、わざわざ文字数を数える煩わしさがなくなります。
他に質問があればお気軽にサポートまでご連絡ください。
他にもお役立ち情報満載の記事はこちらからどうぞ: